一般社団法人 日本パラダンススポーツ協会
名誉顧問
衆議院議員 遠藤利明
皆様の御支援のもとに東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が無事閉幕を迎えました。様々に記憶に残る場面が多かった大会ではありましたが、その中でもパラリンピック競技大会の「開・閉会式」はやはりとても印象深いものでした。まさに「多様性と調和」を大会ビジョンの一つとして掲げる東京大会らしく、障がいの有無や状態に関わりなく様々なアーティストやパフォーマーがともに一つのものを作り出す光景に、私を含め日本中・世界中の多くの方々が感動を覚えられたかと思います。
「パラダンススポーツ」は、まさにこの「多様性と調和」を体現した競技です。音楽に合わせ、障がいの有無・状態の違いを超えて互いを認め合い、一つのダンスを作り上げ、観衆を魅了する。この「パラダンススポーツ」の理念は、スポーツを通じて共生社会を目指す社会・世界の牽引役となるといっても過言ではありません。
世界中が、新型コロナウイルス感染症の克服と次のステージへの飛躍に向けて歩みを前に進めております。
「パラダンススポーツ」の競技力向上と普及促進を図ることが、その理念をもって、様々な立場の人々がお互いを認め合い、支え合うような希望に満ちた世界への歩みを進める一助になれば、本当に嬉しいことであります。
そんな歓びを皆様と共有できますよう、活動への御支援と御協力を何卒よろしく御願いいたします。
2021年10月吉日